難波福祉会　特別養護老人ホーム　浜木綿

今回は、どんな車椅子（スタンダード型）を選んだらいいのかをご紹介したいと思います


　　　➀　自走式・介助式





　　　②　高さ・幅・奥行





しかし、オーダーメイドでない限り、ここまでピッタリ合う車椅子はなかなか難しいです

体に合わない車椅子に長時間乗っていると、体が傾いたり、痛みがでてきたり、転落の危険があります


そのため、当施設では、機能訓練指導員がフットプレート（足を乗せる板）の高さを合わせたり、クッションなどを使用して調整（シーティング）を行います




その調整（シーティング）により、『体の傾きの軽減』や『疼痛予防』を行い、『転落防止』に取り組んでいます
  

浜木綿苑の利用者様の多くは、車椅子を使用しています。

車椅子には、いろいろな種類があるのはご存知ですか

今回は、車椅子の種類についてご紹介させていただきます


　　➀　『スタンダード車椅子』

　　　　　　　一般的な車椅子であり、ホームセンターなどでも売られています。

　　　　　　　スチールやアルミなどでできています。





　　②　『跳ね上げ式車椅子』

　　　　　　　形は先ほどのスタンダード車椅子と一緒ですが、特徴として肘を乗せるアームレストが上へ上がります。

　　　　　　　このことから、跳ね上げ式といわれています。

　　　　　　　このアームレストが跳ね上がることで、乗り移りが楽になります。

　　　　　　　また、足を乗せるフットプレートが取り外せることも特徴です。





　　③　『自動ブレーキ付き車椅子』

　　　　　　　この車椅子は、座面から立ち上がると自動でブレーキがかかります。

　　　　　　　よって、万が一ブレーキをかけ忘れても転倒する危険を減らすことができます。





　　④　『リクライニング車椅子』

　　　　　　　リクライニング車椅子は、〈リクライニング（背もたれの角度）〉と〈ティルト（座面の角度）〉が調整できる車椅子です。





これらの車椅子の中から、利用者様一人一人に合う車椅子を、機能訓練指導員をはじめ、看護師、介護士などのいろいろな職種と相談して選択しています。  

ひな祭りは、女の子の健やかな成長と健康を願う3月3日の『桃の節句』の行事です。

ひな人形に桜や桃の花、雛あられや菱餅などを飾ったり、ちらし寿司やハマグリの料理を楽しみます。

『ひな人形』は、子供たちを病気や事故から守ってくれるとされています。

そのため、元気で幸せになるようにお祝いの気持ちや願いを込めて飾ります。



浜木綿苑で提供させていただいたひな祭りの行事食を紹介します


　　　【　献立　】

　　　　　　　　ちらし寿司

　　　　　　　　含め煮

　　　　　　　　すまし汁

　　　　　　　　オレンジ

ちらし寿司は人気メニューのひとつです。

利用者様に大変喜ばれました




ちらし寿司は、華やかな見た目がひな祭りのお祝いにふさわしいと食べられるようになりました。

お寿司には縁起の良い食べ物が入っています。

「海老には腰が曲がるまで長生きできる。錦糸卵には財宝が貯まる。」等の意味が込められています。



　　　【　おやつ　】

　　　　　　　　雛ようかん

　　　　　　　　甘酒

かわいらしい雛ようかんとほんのり甘い甘酒を提供し、おやつの時間を楽しんでいただきました




元々は桃の花をお酒に浸した桃花酒を飲む習慣がありましたが、江戸時代の頃からは桃の花との対比が美しい白酒が好まれるようになりました。

白酒にはアルコールが含まれている為、子供たちの飲み物として甘酒が飲まれるようになりました。  

浜木綿苑では、年に一度、獅子舞の行事を行っています。

獅子舞といえば、お正月が有名ですが、縁起の良い日・お祭り・節分から立春にかけて等に行われています。

獅子舞には、疫病を退治したり、悪魔を追い払ったりする意味があります。




獅子舞は、人の頭を噛むことで、その人についた邪気を食べるという言い伝えがあります。

まずはじめに、浜木綿苑のマスコット『はまちゃん』の頭をガブリ

これで、『はまちゃん』も厄払いが出来てよかったです




2体の獅子舞が、利用者様の前に現れて、利用者様もビックリ

皆様、嬉しそうな表情で獅子舞に頭を噛まれていました

風邪が流行る時期、厄除けにと、皆様楽しまれていました


厄払いもできたし、皆様が健康に過ごせますように職員一同願っております